「あなた」を主語にしないで、「私は」で話す
今度は言葉遣いについてのお話です。
「あなたは、こうだ」というように、「あなた」を主語にするのはやめて
「私」を守護にして気持ちをつ伝える習慣をつけてほしいと思います。
たとえば、彼が待ち合わせに遅れてきたとき。
「あなた遅いじゃない。あなたって、いつもこうなんだから」というのではなくて、
「私、待っている間、イライラしちゃったよ」と、「私は」を主語にして話してみましょう。
「あなたは~」と話し始めると、どうしても批判がましくなってしまいます。
実際に起きたことや、彼のダメなところを率直に言っているのですが
これでは相手は気分を害し、喧嘩になったり逆ギレされたりすることも。
結局、何も変わらず。
次の待ち合わせ同じように待たされたりするんですね。
ところが、「私は~」という話し方にするだけで、
たとえば彼の仕事が忙しくてなかなか会えないような時でも、
ただ怒っているのではなくて
あなたが大好きだから会いたいのになかなか会えなくてさみしかった、
というところまで伝わるものなのです。
そうすれば彼も次からはまたせちゃいけないと思うだろうし、
「ったく、コイツかわいいなあ」なんて
思ってもらえるかもしれないんですね。
ちょっと現金かな?でも、ほんとうのこと。
それから、逆に嬉しいことがあったらどう伝えるか。
この場合も「私が~」でOK。
まず自分の喜びを素直に伝えることです。
さて、これにはおまけがついてきます。
嬉しかったことを、いつもなるべくストレートに述べていると
自然と相手にそれもうつってくるものです。