心の向きは「音葉がけ」で正す
くずかごにポイッと投げ入れるようなとき、
「入る」と思って投げると見事に入った。
逆に「ダメかも」と思ったら、
やっぱりはずれたなどということが
ありませんか?
あるいは、スポーツ選手がホームランを打ったり、
ゴールを決めたりするイメージトレーニングを
するという話を聞いたことがないでしょうか?
ここでいう「心の向き」とは、これにも似ているところがあります。
ダメかも、きっとダメだろう、と心の向きがマイナスに向いていると、
表情や声のトーン、姿勢や態度なども自然にとマイナスを表し
結果もマイナスなものを招きやすいので、外側に現れる直前の心の向きを
しっかり修正しておく必要があります。
ここでは、よく使われるベーシックなものをいくつかご紹介し
次に適切な言葉を捜す方法についてご紹介しましょう。
●不安や心配に対して
大丈夫・安心していいよ・それでもいいわよ
きっとうまくいく・うまくいくから大丈夫
みんなも楽しみにしている
すべてうまくいっています
●罪悪感や自己嫌悪、後悔
大丈夫・あなたのせいじゃない・何も悪くない
自分を責めなくていいよ
安心して。もっと楽になっていい
●適切な言葉の捜し方
①自分がどうしてマイナスの心の向きになっているか問いかける
②どういう気持ちになれば、マイナスから脱してプラスの心の向きに
なることができるか、問いかける
③プラスの心の向きになるための言葉がわかったら、
その言葉を自分の一番の味方になったつもりでかけてあげる。
安心するまで繰り返し言葉がけする