心の向きを正す
自分に一番必要な言葉がけは、というと、まず自分が小さい頃
お母さんが自分にどうしてくれていたかを思い出してみましょう。
なにか一言間違っていることを言ったら「間違っているわよ」と
責められた、楽しそうにニコニコしていると
「調子にのるんじゃないわよ」とにらまれたり、
モジモジしていると
「まったく勇気がない。だらしないんだから」と言われたとか・・
でも、「うちのお母さんはいつもダメだダメだって言ってて
少しも褒めてくれなかった」と言いながら、私たちは大人になると
心の中で非意識(意識と無意識の間。正確には、意識しようと思えば
できる無意識の領域)に、自分に「だめ」の烙印を押しがちです。
たとえば、友達が困っている時に、何かいいことを言ってあげたいのに
気の利いた言葉がかけられない・・・という出来ごとが「あると
「ほんと私って気が利かない、ダメな人間なんだわ」
と口にするとしないとにかかわらず、自分を責めてしまっていませんか?
この責めるという週間は、子供時代に身近な人から繰り返し言われた
ことが考えのパターンになっていることが原因です。
ここまでわかったら今度は、どういうふうに言われたら
自分が心穏やかになれるか、自信がつくか、
失敗してビクビクしている時になんと言われたら
元気になるか、わかるはず。
その言葉を直接自分に言ってあげればいいのです。
それは人によって違うはず。あなただけの言葉、見つかりそうですか?