「どうなりたい？」と、どんどん自分に聞いてみる

「どうなりたい？」と、どんどん自分に聞いてみる

子供に
「大きくなったら何になるの？」
と聞いてみると、目を輝かせて

「野球選手！」「お姫様！」など、
いろいろな答えが返ってくるものです。

今の私たちはもう
「大きくなったら何になりたい？」
と聞かれることは
あまりないですよね。

けれども
私たちだって、子どもと同じように
どうなりたいかなぁ
と考えてもいい、と思いませんか？

これからは

「どんな気分で生きていきたい？」
と、自分にどんどん聞いてあげましょう。

「自分はこれからどうしたいか」

「どうなりたいか」

と、考えて欲しいのです。

そのためには
自分で自分に
条件を取り付けないこと。

今、自分が何かになりたいと思ったら
それを想像するのは自由だし
人に迷惑を掛けることもないのですから。

「なりたい自分になるには
　英語ができなくちゃダメだから」とか、

「もっと背が高くないと…」
とか言うのはナシにしましょう。

自由にその世界で遊ぶ
ということを
毎日少しの時間で構わないので
やってみてください。

大事なのは
「どうなりたくないか」より
「どうなりたいか」。

だからまず
海に行きたいのか
山に行きたいのか、を自分に聞いて

山に行きたいなら
ちゃんと山行きの切符を買って

山行きのホームに行き
目指す電車に乗らなくては
ダメなんですね。

なんとなく流されて
あるホームから来た
電車にのってしまって

「こんなの望んでなかった」
では、受身すぎて
人生の中あまりにも面白くない。

とにかく
「どうなりたいか」。

そして
なりたい方向に行ける場所に
今の自分がいるかどうか
確認することです。

よくないのは
どこ行きの電車かもわからないのに
友達も乗ったから
と、一緒にワイワイ乗り込んでしまったり

彼氏と一緒にいたら
何となくここに行き着いた
というパターン。

友達が去って行ったり
彼氏と別れたりすれば

知らないホームに
ポツンと自分だけ取り残される…ことになります。

で、「次はどこ行きの電車が来るんだろう」
となる。

そんな風にならないためには
具体的な行動や
条件はひとまず横に置いておいて

なにしろ

「どうなりたいか」

「こうなれば最高！」

と、思い描くことを楽しみましょう。

そして
「もし、そうなったら」

どんな風になっている
どんなに素敵か、楽しい想像を
自分にたくさんさせてあげるのです。

前にも書いた「パラドックス法」も応用して。