裏と表はあっていい
裏と表はあっていい
裏表があることを
いけないことのように
思っていらっしゃる方がいます。
特に若い方は
本音と建て前があってはいけない
と思いがちかもしないのですが
裏と表、すべてに表裏一体
陰と陽があるので
裏表・内外というのはあるものなのです。
無くてはおかしいのです。
そういうところに、すごくこだわって
自分がいつも表面も、裏側も
一緒でいなければならない、と
「なければいけない」と
苦しんでいる方に、私が
「お家で、部屋着でパジャマでいるでしょ?
その格好で、電車に乗って出勤します?!」
と言うと
「しません」とおっしゃいます。
だから、裏表があっていいのです。
何か心でちらっと思っても
そこは空気を読んで
言葉にしない、顔に出さないというのは
作法・礼儀なのでいいのです。
問題は、自分が
裏表があってはいけないと
教わってしまった、教わったことに
極端にとらわれていることです。
自分自身が完璧な・万能な状態で
いなければならないと
自分自身に縛ってしまうので
いつも反省・いつも後悔になって
苦しくなっちゃいます。
だから、裏表はあっていいし
自分自身の裏表・外側・内側を
「そんなものよ」と、ゆるしてあげると
ほかの人がそういう振る舞いを
していると感じても
「それはそうよね」と
理解を示すことができる
ゆるすことができる
生きやすい自分で
生きることができると思います。
ゆるすことは、ゆるされることです。
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