天職とめぐり会うために

天職とめぐり会うために

これから天職と出逢うために
あなたが大切にしたい【感情】とは

「自分のやりたいこと」

つまり

好きなことに気づけば
天職を見つけられます。

そして そのためには

「嫌いなことがわかっていなければならない」

といえるでしょう。

子どもの頃から
好きなことや

自分のやりたいことを

思うままに
行なうことができ

そして それが
周囲から認められてきた人
周囲からもそう勧められて育った人は

いろいろなチャレンジをしながら

自分は

何が好きか 嫌いか

何が得意か 苦手か

苦手な部分があっても

好きなことに対して
努力する経験ができているものです。

反対に
周囲の眼を気にし

失敗するかも
やり通せないかも…などと心配し

「うまくできないかもしれないから
　やらないほうがいいんじゃないか」

というような気持で
過ごしてきたとするなら

何が好きで
何が嫌いなのかわからない
ということがあります。

教育の問題もあるでしょう。

日本人は

「いい子でいなければならない」と

強く思っているところがあります。

そして

「いい子には
　嫌いなものがあってはいけない」とも。

たとえば

「誰とでも仲良くしなさい」

というしつけや

好き嫌いに関わらず

どの教科も一様に
良い成績をとったほうが有利な
受験制度など…

なんだかきゅうくつですよね。

【消去法】で天職と出逢おう

大人になってから
天職となり得る
すごく好きなものを見いだそうとするなら

消去法も大事です。

「これはやりたくない、捨てる」

と 切り捨てていくことで
前に進むことができる。
そう思いませんか?

「天職を見つけたい」 と
私のところに相談に来られる方は
たくさんいます。

「あなたはどうなりたいの?」
と尋ねると

「どうなりたいのかわからない
　でも 今はつまらない」

という答えが
返ってくることがあります。

そんなときは

「まず 嫌いなものから捨てていくことから
　はじめましょう」

と アドバイスしています。

何かひとつのものに
秀でている人は

他では
その人にとってどうでもいいこと
捨てているものが たくさんあるものです。

そして もうひとつ

ちょっと厳しいことを
言うなら

「天職のためなら
　なんでもできる」

「並大抵のことは
　へこたれずにやる」

といった気概(きがい)も
必要ではないかと思います。

何となく
あれもこれも では

天職を得るのは
難しいでしょう。

「ほかのことはともかく
　これだけは譲れない。だから懸命にやる」

という姿勢は
とても大切なものなのです。