スピリチュアル・レッスン【波動を上げる】

波動と現実の因果関係
大切なものを
壊したいと思っている人など
いないでしょう。
かけがえのない人を
傷つけたい、失いたいと
思っている人もいないでしょう。
それなのに
ときとしてそれらは
壊れていきます。
ヒビが入ったり
離れていったり
失ったりして
悲しみや後悔の念に
さいなまれることがあります。
その一方で
物を乱暴に扱えば
壊れるのは当然であるとか
乱れた心で人に接すれば
関係も乱れていくのは
当然だと理解している自分もいます。
このあたりは
「自業自得」
「原因と結果の法則」
などとして
理解されているところです。
人生は成長でその成長は
成就のプロセスですから
試練といったレッスンに
遭遇することはあるでしょう。
しかし
破壊や摩擦や災難のなかに
みずから引き寄せている
不要なものがあるのならば
極力避けたいところです。
ところで
「思いと現実の法則」で言う
「思い」とは「自覚できる思い」
ばかりと考えがちですが
実は精神的な波動が
無意識レベルで「思い」に
影響し続けています。
そのことを覚えて
「心の波動を整える」
ということを
意識していきましょう。
つまり「思い」の深部には
「波動」があるということで
逆に言えば「波動」が「思い」に影響し
思いをつくり出している
ということです。
さらに言うと
その「波動」が意識できず
操作しようのないものとすれば
「思いと現実の法則」を
うまく使うことはできない
ということになるでしょう。
よく
「不動心」「平常心」を得たいとか
「軸のブレない人になりたい」
と言われます。
また
ニューエージのブームとともに
ヨガや瞑想も盛んに薦められています。
それは、いずれも
波動を整えることで
結局不動心が得られるのです。
私のところへ
プラス思考で「引き寄せの法則」
などについても
よく理解していて
それなりの手ごたえもあるけれど
小さな災難がなくならないという人が
相談に来られます。
そのとき見直し
日常の意識として
取り組んでいただくのが
「波動の調整」です。
日常でできるシンプルなものですが
とても効果的です。
スピリチュアル・レッスン
【精霊からのメッセージ】
20年ほど前から
スピリチュアル・メッセージを
受け取るようになりました。
ロサンゼルスに住んでいた私は
いくつかの神秘体験のあと
ある朝
ネイティヴ・アメリカ・インディアンの
精霊の声を聞きました。
「わしからはおまえが見える。
おまえからはわしが見えない」
驚きはありましたが
そのときには「驚くが動揺はしない」
という心のありかたを体得していたので
メッセージを聞き続けることができました。
メッセージを受け取りたくても
まさにそれが起こるとき
動揺したり恐れたりし
心の波動を乱すため
通信が途切れてしまい
その先へ行けない人もいます。
低く深くたくましいその声は
続けました。
「これから、わしら(天上)とおまえ(地上)が
手を取り合い一対になって仕事をしていく。
そのための訓練をはじめる。」
ということでした。
その訓練内容は
私には「○○と言われたような気がした」
という感じで伝わるから
そう感じたらそのようにしてみ
そうすれば、わしの言うことが
確かに伝わっていて
さらに
その通りに動いているか
わしからは確かめることができるから
というのです。
それからの私は内側の感覚に
慎重に注意を向けながら
生活しました。
はじめのころは
服やメニューを選ぶとき
私「これにしようかな」
と思うのに対して
すっと別のものに
視線が動かされ「これに」と
言われたような気がした
というところからはじまりましたが
それに慣れたころのことでした。
ある朝、朝食を作ろうと
フライパンに卵を落とし
その殻をゴミ箱に投げ捨てましたら
そこで「違う!」
とのご指導
「今捨てたゴミ箱を開けて
殻を手に取りなさい」
生ゴミの中に手を入れ
殻を取り上げ目の前にすると
その声は言いました。
「卵は今まで生きていた。
おまえの食材になるために
おまえが殻を割った。
だから上から
見もせず投げ捨てるのではない。
感謝してゴミ箱の中に
置くようにしなさい」と
バスルームでの
スピリチュアル・トレーニング
スピリチュアル・トレーニングの
体験をもうひとつご紹介しましょう。
ある日
お風呂に入ろうとしましたら
湯船に入る直前に
「このお湯を少しも揺らさずに入ってみよ」
と言うのです。
私は息をこらえて
片足ずつゆっくりゆっくり
静かに静かに入れていきました。
息を止めてはもたないと
直感的にわかりましたので
長い静かな呼吸をしながら
超スローモーションで
身体をお湯にしずめていきました。
アメリカのバスタブは
日本の浴槽より浅いので
ゆっくり背中をもたせかけ
肩までではなく
胸までつかった形となりました。
そこで私が
「案外うまくできたじゃない」
と思っていると
「見よ」とその声
見てみればお湯の水面に
波紋が立ち広がっているではありませんか。
私の心臓の鼓動だったのです。
心臓の鼓動が放射線状の波紋を
生み広げていたのです。
その声は続けました。
「浴槽には果てがある。
宇宙には果てがない。」
私から発せられる波動のすべては
果てしなく存在し続ける
というようなメッセージでした。
私はふてくされて荒々しく
物を置いたりするその波動も
消えはしないのかとか
カッとなって吐く言葉や
ドキッとしたときの心拍数も
波動に影響するのかと
瞬時に思いました。
人から発せられるすべては
どこかに記録され
未来が決まるということなのか
そして
そうした人間の波動の集合体が
地球全体を形成している
ということなのかとも。
あなたは
どんな解釈をなさいますか?
ぜひ
一度浴槽での波紋の広がりを体験し
ご自分の波を見つめ思いをはせ
そこからの貴重な気づきや
湧き起る感覚を
どうぞ大切になさってください。
波動を上げる
【グラウンディングの呼吸】
波動を整えるには
瞑想がよいことは
言うまでもありません。
が、なかなか瞑想の時間をつくるとか
瞑想会へ通うということは
できにくいのではないかと思います。
また私は
座禅会や瞑想道場など
やりやすい環境で
精神統一や至高の境地を得ることができても
騒音や人の声が
絶えず聞こえる日常で
その境地を確保することができなければ
整った波動で現実を生きることには
ならないと考えます。
そこで
日常でできる呼吸法で
いつでも整った心の波動を
得ることができる自分に
なってしまいましょう。
さっそく試してみましょう。
深呼吸してください。
深呼吸してみると
普段の呼吸の深さで
一旦止まりかけますが
そこでさらに
「吸って吸って もっと吸って」と
意識的に扱うようにします。
吐くときも
すっかり最後まで吐ききる
ようにします。
まずはこれを繰り返し
深呼吸を習慣づけます。
日常では鼻から吸って
鼻から吐くのでよいでしょう。
胸式、腹式なども
はじめはあまり意識しないでOKです。
慣れてきたら胸部にも腹部にも
まんべんなくたっぷり
吸い込むようにしてみましょう。
次に意識を内へ向かわせます。
要領としては
「吸い込まれる呼吸を感じてみるようにして」
目を閉じている場合は
「呼吸を眺めるようなつもりで」
行ないます。
イメージとしては船の碇(いかり)が
深呼吸のたびに
湖底に降りていくのをイメージします。
もしくは大地に
杭が打ち込まれていくようなイメージや
自分が筒であると想像しその筒の底部から
呼吸が満ちていくという
イメージでもよいでしょう。
ご自分にとって
しっくりくるイメージで
行なうのがよいと思います。
このような呼吸法をしていると
自分自身の精神が
「おさまるべきところにおさまっていく」
という感覚を得られるようになります。
ズレたりブレたりしていた中心が
静かに定まり心に波立ちのない
確かな感覚を得ることが
できるようになります。
呼吸は私たちが生きている限り
なされているものですから
この練習には時間も場所も
お金も相手も不要。
呼吸でよい波動を
確保することにしましょう。
スピリチュアル・レッスン
【まとめ】
スピリチュアリズム
瞑想の境地や呼吸法といったものは
幸せな人生といった現実につないでこそ
意味があるものだと私は思っています。
波動を上げるお稽古
日々続けていきましょう!
『願いを叶える引き寄せメソッド365』でも
詳しくお話していますよ~♪





